Ferrari 初の SUV Purosangue の最新予想 CG を入手
Romaにも似たデザインで「Ferrari」初の5ドア市販車となるか
イタリアの高級車ブランド「Ferrari(フェラーリ)」が現在開発終盤と見られるSUV Purosangue(プロサングエ)市販型の最新予想CGを入手した。
スーパーカーブランドとして「Lamborghini(ランボルギーニ)」や「Aston Martin(アストンマーティン)」に続き、独自のSUVを発売することになるが、前出2ブランドが生産に制限をかけていないのに対し、「Ferrari」の新型ハイライディングモデルは、年間総出荷量の20%以下に抑えられる。この戦略により、Purosangueが従来のスポーツカーと同等に排他的であり続けるという。
既に9月のワールドプレミアが決定している同モデルだが、正式デビューをまえに『KOLESA.RU』から予想CGを入手した。いつもながら、最新スパイショットと最新情報をもとに制作されており、市販型デザインにかなり近いと言えそうだ。Purosangueは、パフォーマンスが優先されるため、そのシルエットは他のSUVと大きく異なり、Romaにインスパイアされたデザインを持つ。同ブランドでは、ワゴン 456GT Veniceがわずか7台しか製造されなかったことを考慮すれば、Purosangueは実質初の生産5ドアモデルとなる。
「Ferrari」は新開発のV型12気筒エンジンを搭載することを発表しており、その最高出力は812 Competizioneの830psと同レベルになることが濃厚であるほか、全輪駆動とダブルクラッチオートマチックトランスミッションを採用する。CEOであるBenedetto Vigna(ベネデット・ビーニャ)は、Purosangueを「真のスポーツカーであり、他のどのクルマとも異なります」と述べ、“100% Ferrari”になると付け加えている。また伝説的なイタリアのブランドからの「パフォーマンス、革新、デザインのすべての要求に応え、それを超える」ために必要なものであると伝えられている。